あんこもち、体重が増えすぎて健康を損なう
過去6年間、毎年+5kgというハイペースで体重を増やし続けてしまったため、9月時点で87.5kgと洒落にならない体重になっていたあんこもち。
見た目がヤバいのは言うまでもないのですが、ここまでになってしまうと脂肪肝で肝臓に大きな負担がかかります。
健康診断で肝臓の炎症を示す数値が基準値の倍になっていました。
10月に鹿児島に帰省した際に親に体の心配をされたことと、夫が撮った自分の写真を見てショックを受けたことがきっかけで、ようやく真剣にダイエットを始めました。
食事を減らしてジムで運動しても痩せない!どうしよう!
帰省後にマイコプラズマ肺炎→ウィルス性腸炎のコンボにかかってしまい、やつれて体重が3kg減りました。
3週間ほど休養生活を送り、体力が回復した11月15日にダイエットを始めました。
少し前からフィットネスジムに通っていたので、運動メニューを見直してトレーニングの時間と回数を増やしました。
週4日通い、1回あたり2時間近く体を動かしました。
食事も油っぽいものを避け、カロリーを大きく減らしました。
しかし1ヶ月続けても体重はほぼ横ばいで変化がありません。

血糖コントロールダイエットの本を見つける
我流の限界を感じたため、ダイエットの本を探すことにしました。
様々なテーマの本がありますが「血糖コントロール」を主題にした本が目に止まり、読んでみることに。

本の主張はシンプルです。
血糖コントロールによって血糖値スパイクを防ぐ
血糖値スパイクとは、食後短時間の間に血糖値が急上昇・急降下すること。(グラフにすると尖った釘=スパイクのようになることが名前の由来)
食事によって血糖値の変動の山が高くなりすぎて高血糖になると、インスリンが大量に分泌されて脂肪が蓄積されやすくなるそう。
その後インスリンによって血糖値が急降下すると強い空腹感が出て間食が増加。
また、血糖不足を補うために体脂肪だけでなく筋肉まで分解され、代謝が低下します。
この負のスパイラルを防ぐのが血糖コントロールダイエットなんだそう。
食べ方の工夫で血糖コントロール
血糖値は高すぎても低すぎてもダメなので、主食を無理に抜くのはよくないそう。
主食は1食でおにぎり1個(ごはん100g、糖質40g)を目安に調整します。
そして大切なのが3食しっかり食べて毎食(特に朝)たんぱく質を摂ることと、食べ方の工夫です。
食べ方については以下で箇条書きにしてまとめます。
- 肉や魚のおかず、野菜のおかず、主食(ご飯やパン)を組み合わせてよく噛んでゆっくり食べる
- たんぱく質・野菜→主食の順番で食べる(カーボラスト)
- 水か無糖のお茶で水分補給する
カロリー制限は必要ですが、単純に減らせばよいというものではないそうで、食事抜き(ファスティング)は原則NG。
例えば朝食を抜くと、昼食はもちろん、夕食の際にも血糖値が急上昇しやすくなるのだそう。
食後にがんばらない運動をする
食後に座りっぱなしにならずに「立って家事をする」「散歩をする」だけでもOKです。
体を動かすことで筋肉に血糖が送られて消費されるため、インスリンを節約して膵臓の負担を減らし、血糖値を下げられるそう。
食後にゴロゴロしたい方は食前に軽い筋トレをして、筋肉に貯蔵された糖を使い切って空にしておく形でも食後血糖値の上昇を抑えられます。(空になった筋肉に血中の糖が入るため)
あんこもちが1ヶ月血糖コントロールをした結果
横ばいだった体重が減少に転じて、3.5kg近く減りました!(グラフ外の1月12日の体重が81.2kgのため)

食べ方を変えて感じたいちばんの変化は、主食の量が少ないのに空腹感を感じにくくなったことです。
太り続けていた頃は、よく夕食前や夜中にお腹が空いてポテチなどを食べていたのですが、それが全くなくなりました。
また、食後に感じていた強烈な眠気もほとんどなくなりました。
食後の運動についてはフィットネスバイクを買ってもらい、食後30分ほどたったらスマホ片手に20分間のんびり漕ぐようにしています。

週4回も通っていてしんどかったフィットネスジムは、週2回に減らしました。
おかげでずいぶん楽になりました。
2ヶ月目は今の勢いで体重が減ることはないと思いますが、ストレスがそれほどなく、それでいて効果が実感できるために楽しいです。
記事が長くなってしまったので今回はここまでにします。
続きのの記事はこちら
下記リンク先の記事であんこもちの日々の食事や運動など、具体的な実践の様子をご紹介しています。

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