存在感があるのに優美で色味のまとまりが素晴らしい
ROSWAYさんでセミオーダーしていた、カシャライのアメシスト、タンザニア産グレースピネル、グランバーガーダイヤモンドのファミリーネックレスが完成して2025年10月上旬に無事に受け取りました(*・ω・)ノ✨
プラチナの曲線が優美で揺れるアメシストが可愛らしく、それでいて存在感があるネックレスに仕上がっていて感無量です!!
デザインを手掛けたのは、ミキモトのデザイン室室長を長く勤められた高畠耕琢先生です。
高畠先生のデザインは流行り廃りを超えて美しく、宝石をたくさん使った華やかなジュエリーでも優しく柔らかい印象です。
自分が好きなROSWAYさんのジュエリーデザインを挙げていくと、その大半が高畠先生の作品となります。
自分が選んだネックレスはおそらく最もシンプルな部類になると思うのですが
身につけてみると曲線の角度やフレームの太さ、中石の大きさ、全体の大きさなどなど、すべての塩梅がちょうどよく、緻密に計算されて作られていることを感じます。
また、色味が美しくて!いえ、美しいだけでなく、全体の一体感が素晴らしいのです (*´ω`*)
家族の誕生石を使うファミリーネックレスやリングをお作りする場合、その制約から色味や全体のバランスを整えることが難しいのですが
ROSWAY CEOの松本さんの素敵な提案と抜群の宝石ルース達のおかげで、見事に調和してくれました。
ネックレスにあしらわれた宝石たち
深く澄んだ輝きのカシャライ産アメシスト
ROSWAYさんでのオーダーに至った経緯などもお話ししたいのですが、まずはネックレスの写真を見て頂けると嬉しいです!




上の2枚は太陽光のもとで、下の2枚は夜に室内のLED照明(蛍光色)のもとで撮りました。
アメシストの色が太陽光のもとでは赤味を帯びた紫の紅藤色、室内照明のもとでは紫の中の紫!という感じの菫色になっています。
本来であれば白熱球の光を当てた時に変化するものなのだそうですが、太陽光でもカラーシフトするのかなあ???
※カラーシフトとは、光源の異なる光を当てた時に宝石の色合いが変化することで、カシャライ産のアメシストの特徴の1つとなっています。
カシャライは閉山してしまったブラジルの鉱山で、色が濃く透明で美しいアメシストを産出していたことで有名です。
鉱山の稼働期間が短く産出量が少なかったため、カシャライ産のアメシストは「幻のアメシスト」と呼ばれるとても貴重な存在なのだとか。
誕生石として自分にとって馴染みのあるアメシストですが、これほど美しいものは初めて見ました。
翳りのないタンザニア産グレースピネル
スピネルは夫の誕生石です。
8月の誕生石といえばペリドットのほうが一般的なのですが、後述する理由で敢えてグレーのスピネルを選びました(*・ω・)ノ💎
グレースピネルはともすると暗く見えてしまいがちなのですが、ROSWAYの松本さんが選んでくださったスピネルは翳りがなく、プラチナと一体となって輝いています。
高いカッティング技術を誇るグランバーガーダイヤモンド
ダイヤは息子の誕生石です。
ネックレスに留められているのは、グランバーガーダイヤモンド社によって選別・カットされたダイヤモンドです。
厳しい品質管理と高いカッティング技術で知られていて、直径1.0mm以下のメレダイヤであってもハート&キューピッドが確認できるほどなのだとか!
明細を見てみると、メレダイヤの仕様は”G+ VVS2 3EX”となっていました。
ダイヤモンドには明るくなくて仕様を見てもピンと来ないのですが、VVS2って確かとても高品質だったはず!
光を受けるとキラキラしてくれて、とても美しいです!
中石付きのプチペンダントとプラチナフレームに分離できる2WAYネックレス

実はこのネックレス、中石付きのプチペンダントとプラチナフレームに分離します!・:*+.\(( °ω° ))/.:+
普段はプチペンダントだけを身につけて、お出かけの時はフレームまでつけるといった使い方で雰囲気を変えることができます。
ですが、自分がこれを初めて見た時の感想は、プチペンダントを色違い石違いで作って仲間を増やしたい!というものでした。
真珠やミントグリーントルマリンなどを身につけられたら素敵だろうなあ (*´ω`*)
夫の石をグレースピネルにしてもらった理由は、将来的にプチペンダントを増やすことを見越して、色味がケンカしないようにと松本さんが配慮してくださったためでした。
裏側まで美しく細やかに配慮されたROSWAYさんのジュエリー

あまりお見せするべきではないかもしれない、ネックレスの裏側です。
自分のネックレスの場合はプラチナの使用量を抑えるために裏抜きされているのですが、自分はここを見た時、機能的で美しいなと思いました。
ROSWAYさんのジュエリーは表側の色味や石留めはもちろん、裏側まで美しく細やかに配慮されていて、それがわたしがROSWAYさんにお仕立てをお願いしたいちばんの理由になっています。
裏抜きをすると着け心地や強度に影響が出てしまう場合があるのですが、十分な安心感を持てる厚みが確保されていて、胸元に沿うよう微妙なカーブがつけられています。
肌あたりも至って滑らかで、引っ掛かりや違和感は一切ありません。
色味と輝きが美しいマラウイ産マゼンタガーネット


実はファミリーネックレスに同梱して頂く形で、マラウイ産のマゼンタガーネットをお願いしていました。
世界に先駆けてROSWAYさんが買い付けたもので、松本さんが鉱山の活気ある様子をInstagramのストーリーにあげてくださっていて、惹かれました。
半ば衝動買いだったのですが、届いて現物を見ると、ものすごく、キラキラ!綺麗です・:*+.\(( °ω° ))/.:+!!💎✨✨✨
また、パキッとした濃いピンクの美しいこと!
将来的にLARICHのBIANCAリングにお仕立てできればいいなと思っていますが、もう1個はどうしようかな?
一生もののジュエリーと過ごす幸せな時間
昨日1日ファミリーネックレスを身につけて外出をしたのですが、シンプルでありながらも優美で存在感がしっかりあるので、自分の装い全体を格上げしてくれる効果があるようです。
ふと鏡を見るとパッとネックレスが目に入ります。
まるで家族とネックレスに守ってもらえているみたいで、その度に幸せな気持ちになれました。
オーダーした当時はフレームをつけた状態だと正装しないと合わないかな?と思っていたのですが、ブラウスやニットなど、普段の服装とも十分に合わせられそうです・:*+.\(( °ω° ))/.:+
ROSWAYさん、とても美しく素敵なネックレスに仕上げてくださってありがとうございました!
大切に、たくさん身につけようと思います!
追伸:ROSWAYさんにオーダーした経緯
お話ししたいと思っていた、オーダーの経緯について書き忘れていました_(┐「ε:)_✏️
わたしは日頃からSNSのXに親しんでいるのですが、XではROSWAYの松本さんがよく宝石ルースの写真をあげてらっしゃっていて、その美しさのあまり、思わずお声がけしたのがキッカケです。
信頼してジュエリーをお願いするには、一度お会いして宝石ルースやジュエリーを見せて頂きたいなと思って2025年7月にサロンにお邪魔させて頂いたのですが
写真で見る以上に美しくオーラがあったルース達と細部まで妥協なく加工された精緻なジュエリー達に圧倒されてしまいました。
また、穏やかな語り口ながらも、まっすぐな眼差しで明快にお話をしてくださる松本さんのお人柄にも惹かれ、その場でネックレスをオーダーしました。
その時の自分の驚きと感動を2つのブログ記事にまとめています。
よければあわせてご覧ください。



