【伊根・天橋立ドライブ】海の京都でアオリイカ釣り!(後編)釣果は夫婦で17杯!エギングってどんな釣り方?

あんこ家の台所光景です。あんこもちと夫が釣ってきたアオリイカがステンレスのバットに並べられています。
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釣りの前は期待と不安で胸がいっぱい

天橋立と伊根の舟屋の景色を楽しんで食事を済ませたあんこもち一家は、アオリイカ釣りの目的地である近くの漁港にやってきました!

  • アオリイカの袖を引っ張るような一瞬のアタリを掛けたい!
  • 墨を吐かれて服を汚さないかな?
  • そもそもわたしに釣れるやろか??

釣りを始める前は期待と不安でいっぱいです!

この記事では釣りや魚に馴染みのない方に、アオリイカ釣り(エギング)と釣りそのものの面白さの一端をお伝えできれば思っています。

ちなみに釣りを始めると一連の動作と海の様子を探ることに忙しくなるので、ドキドキしている余裕はなくなります_(┐「ε:)_🎣

釣りをしない方に向けたエギとエギングのざっくり解説

アオリイカには複数の釣り方があるのですが、あんこもち夫婦は「エギ」と呼ばれるルアーをシャクって釣りをする、「エギング」と呼ばれる方法で狙います! 

エギは日本の伝統的なルアー

イカ釣り用のエギの下半分のハリをニッパーで切断しているところです。半笠と呼ばれる加工で根掛かりしづらくなります。

エギ(餌木)はエビや魚を模した日本の伝統的なルアーです。

昔は木で作られていたけど、今はプラスチックのボディに布を貼り付けて作っています。

尻尾の方にカンナと呼ばれる、イカの足を引っ掛けるためのカエシのない2段フックがついています。

カンナは本来360°ぐるっと巻かれているのですが、あんこもちは海底の岩や海藻にハリが引っかかるのを防止するために、下半分のハリをニッパー切り落とす、半笠と呼ばれる処置をしています。

エギングって何をするの?

釣人さんの好みやその時にイカがいる場所などによってやり方が少し変わってくるのですが

基本は釣竿の先に吊るしたエギをなるべく遠くに投げて、ゆっくり海底まで沈むのを待ちます。

沈んだら、釣竿を連続で大きく縦方向にあおって(これがシャクリと呼ばれる動作)エギをぴょいーん!と跳ねさせて、近くを泳ぐイカにエギの存在を気づかせます。

跳ねさせたらまたエギをゆっくりと沈めます。

イカはエギの沈みはじめか沈めている途中でルアーを襲ってくることが多いです。

エギを襲って抱きついてくると竿先に軽く引っ張られるような違和感が伝わるので、竿を横方向にあおってルアーのハリをイカに食い込ませて、リールを巻いてこちらに寄せて海から引き上げます。

この一連の動作を何度も繰り返します。

手首と肩が痛くなる釣りです_(┐「ε:)_

9月はアオリイカの新子のハイシーズン

新子って何のこと?

9月の中旬から下旬にかけては、京都伊根エリアでは最もアオリイカの新子が釣れるシーズンです!

アオリイカの新子とは、春から初夏にかけて生まれた赤ちゃんが10cm-15cmほどの食べ頃サイズに育ったものをいいます。

生まれて間もないためルアー全般に対する警戒心が薄く、積極的にエギにアタックしてくれます!

身が柔らかくて刺身にしても天ぷらにしても超美味しいです・:*+.\(( °ω° ))/.:+

あんこもち一家の釣果は合計17杯

水潮を心配していたけど釣れました

昼にゲリラ豪雨で激しく降っていたため、沿岸の海水が一時的に真水で薄まる「水潮」と呼ばれる状態と、近くの山の斜面から海に流れ込む濁りを心配していたのですが(イカは真水も濁りも嫌うので、沖に離れて釣れない可能性がありました)

結果的にはわたしが5杯、夫が12杯釣ることができました!

あんこもちの夫が伊根エリアの漁港で釣ったばかりのアオリイカと息子が写っている写真です。
あんこもちが伊根エリアの漁港で釣ったアオリイカの写真です!捕食のためイカが黒っぽい色に変わろうとしています。

エギングの面白さ

エギを沈めている最中に、ペシっと弾かれたりクンッと重たくなったりしたのを感じた時の嬉しさといったら!

すかさず掛ける動作に入りますが、空振りすることも多いです。

それがまた悔しくて楽しい!

イカって青魚に比べると遊泳力がないので、引いている時の感じは濡れて重たくなったタオルなどをルアーで引きずっている感覚に近いんですが、彼らは途中でスミや水を勢いよくブシュッと吐きます。

その時に急に手元がグングンッと引っ張られるのが面白いです(*´ω`*)

今回は主に日が沈む時間帯に釣果が多く、夜になると漁港の常夜灯の明かりに集まってきたものが散発的に釣れる感じでした。

エギングは技量の差が大きく出る釣り

息子にはまだエギングは難しいので、あんこもち夫婦と釣友さんの3人で並んで釣りをしていたのですが

エギングの場合はビギナーズラックと呼ばれる要素はあまりなく、エギを如何に綺麗に跳ね上げさせるか、エギを沈めている時にアオリイカが襲いかかってエギに抱きつく感触を如何に早く捉えて反応するかによって釣果が大きく変わります。

あんこもちは初級者レベルで、夫は経験が少ないながらも中級者、釣友さんは中上級者にあたるので

夫と釣友さんの背中が遠い!!_(┐「ε:)_

釣りをしている時のフォームや動作時の風切り音からしてカッコよさが全然違うのですよね_(┐「ε:)_🎣

夫とわたしでは釣った数が7杯も違うし、釣友さんはわたしたちにずっと釣りやすい場所を譲っていたにもかかわらず、夫に迫る10杯を釣り上げていました。

釣果のアオリイカは刺身やイカスミパスタに

イカを捌くのと釣具の片付けが大変!

あんこ家の台所光景です。あんこもちと夫が釣ってきたアオリイカがステンレスのバットに並べられています。

無事に帰宅してイカを捌きます。

我が家では魚介を捌くのは夫の役割なので、わたしは釣具とクーラーボックスの洗浄(帰ってすぐに洗わないと塩が固着します)と簡単な釣り道具の片付けを担当します。

イカスミパスタのために墨袋とワタを破かずに取り分けるのが少々難しいのですが、キッチンばさみ1本で手早く作業できるので、一般的な魚より楽に捌けるそうです。

イカスミパスタ、イカそうめん、イカのユッケ、どれもすごく美味しい!

あんこもちと夫が伊根で釣ってきたアオリイカで作ったイカスミパスタです!イカスミとワタを豊富に使えたので素晴らしい黒さとうまみでした!
あんこもちと夫が伊根の漁港で釣ったアオリイカの刺身です。柔らかで半透明の白色がとても美味しそうです!
あんこもちと夫が伊根の漁港で釣ってきたアオリイカをユッケにしました。ユッケダレは市販のものですが、卵と甘辛のタレが絡んで美味しい!

夫が捌いてくれたあとの調理はあんこもちが引き受けています。

イカスミのパスタはスミと肝をふんだんに使えたので、真っ黒で旨味がすごい!

刺身はネットリとして甘く柔らかく、ユッケは甘辛のタレに卵が絡んでそれぞれとても美味でした・:*+.\(( °ω° ))/.:+

新鮮な状態で調理・保存したアオリイカの美味しさは格別です!

釣りは難しくも楽しい

以上、普段と毛色の変わった釣りの記事をお届けしました!

普段釣りをされない方にその様子と楽しさをお伝えするのは難しいのですが、自分なりに精一杯書きました ٩( ‘ω’ )و✏️

釣りの対象はその時々の季節によって変わりますが、あんこもちは普段からこんなことをして楽しんでいます。

最後にドライブと景色を楽しんだ前回の記事と、わたしが運営している釣りブログ「しまかぜ工房のちまラバ日和」の今回のエギングの様子を書いた記事へのリンクを貼っておきます。

ご覧頂ければ幸いです。

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この記事を書いた人

40代半ばの専業主婦。夫と息子の3人家族。マネーリテラシーの低いインデックス投資家です。釣りと料理が好き。宝石と鉱物の沼にハマりかけています。家計の貯蓄はできるけど、お小遣いは常に火の車。※注意※ このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

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