すこし前に宝石の入門キットを贈ってくださった石沼の先輩であるSさんから、ご連絡を頂きました。
「以前お送りしたステンレスの台座交換式の指輪、サイズの大きなものが入手できましたので、アジャスターと一緒にお送りします。せっかくなのでいくつかルースを同梱しています。」
わたしの指が太いため、贈って頂いた指輪がピンキーリングにしかならず嘆いていたことを覚えてくださっていたようです。
宝石入門キットを頂いた時の様子については下記リンク先の記事をご覧ください。

お心遣いが嬉しいなあと思って到着を楽しみにしていたところ、今回も届いたものの豪華さに腰を抜かしました。

指輪は台座だけだと思っていたのに、何とブルーサファイアの石座がついています!
アジャスターを付けてくださっていましたが、人差し指と中指はアジャスターなしでちょうどよいようです。

そしてグミの実みたいなロードナイトのペンダントトップが可愛い!
ゴールドはあまり得意ではないのですが、こういう色の石との組み合わせであれば、わたしの肌にも馴染むのですね。(チェーンはあんこもちの手持ちを仮付けしました)

そしていつか実物を見てみたいと思っていた砂漠の薔薇!!
ロマンチックな逸話がたくさんありますよね。

一つだけ「ほんの気持ち」のシールが貼られているケースには、わたしの誕生石だと教えてくださった希少なクリソベリルキャッツアイが入っていました。

ミルキーな光沢と猫の目のような光の筋が甘く可愛いです。
素敵な誕生日プレゼントをありがとうございます!
今回送ってくださった石たちはSさんが「やわらか石」とおっしゃっていたように、モース硬度3〜6程度の柔らかめのものが多いです。
輝きも滑らかで優しいものが多く、宝飾品にはあまり向かないかもしれないけど見飽きない美しさがあります。

頂いた石のひとつひとつを簡単ではありますが、宝石図鑑で調べてみました。
例えばラリマーは「カリブの海から生まれた宝石」だと信じられていたとか。
マラカイトの和名は孔雀石で、「緑青」という緑色の岩絵具の材料にもなっているそう。
そしてロードナイトのペンダントトップにはチェーンを取り付けたのですが…


息子が「ファンタグレープの石!」と気に入ってしまい返してくれなくなりました。

確かにファンタグレープの色だわ。
以上簡単ではありますが、贈って頂いた「柔らか石のキット」のご紹介でした。
暫定的にルースケースの収納ボックスに並べてみたのですが、前回頂いた硬い石のキットと合わせると1組の鉱物標本のようです!

時間が取れる時に整理し直して、指標として大切に保管しようと思います。
Sさん、ありがとうございました!